ホームネットワーク・家庭内LANにパソコンを接続して、パソコン内の動画や静止画や音楽を他の接続機器からアクセスして視聴するには、これらのコンテンツを他の機器(デジタルTV、ネットワークメディアプレーヤー、ゲーム機器、パソコン、他)に配信できるコンテンツサーバソフトをパソコンにインストールしておく必要があります。
そのようなサーバソフトは色々とありますが、通常は配信できる動画のファイル形式は限定されている場合が多いです。
しかし、各種の動画ファイル形式を一般的なMPEG2に変換して配信してくれるソフトを使うと、インターネットの動画サイトなどからダウンロードした動画ファイルでもファイル形式を気にしないで済むようになります。
このような特徴を持っているサーバソフトで代表的なものが「TVersity」です。米国産のフリーソフトですが、かなり前から提供されており、しかも使い易いので既に利用されている方も多いでしょう。
また、有料のソフトとしては、「B's 動画 on TV」があります。昨年、発売されましたが、以前は「Ultimate CS」という名前でフリーソフトとして提供されていました。「B's 動画 on TV」では、この「Ultimate US」にインターネットコンテンツへのアクセス機能が付け加えられており、ニコニコ動画をデジタルTVで見れるようになってます。
有料よりは無料のほうが有難いので、「TVersity」はたいへん人気がありますが、「B's 動画 on TV」とは決定的に違う点があります。それは、東芝のREGZAやソニーのBRAVIA、日立のWOOO、パナソニックのVIERAなどのようなホームネットワーク上のDLNA対応機器のコンテンツを見ることができるデジタルTVは、「B's 動画 on TV」は利用できるけど、「TVersity」は利用できないことです。
結局、パソコンに溜めた各種ファイル形式の動画コンテンツを、ファイル形式を変換してデジタルTVで見るには、「B's 動画 on TV」になります。但し、ファイル形式によっては急に「B's 動画 on TV」がダウンしてしまう事もありますので、使用する際は心得ておいた方がよいです。この辺はバージンアップで対応してくれることを期待してます。
なお、ファイル形式がMPEG2なら、Windows Media Player 11、12や他のコンテンツサーバソフトを使ってデジタルTVで見れます。
「TVersity」や「B's 動画 on TV」や他のコンテンツサーバソフトの具体的な使い方については、下記のサイトで紹介されていますので参考になります。
TVersityの使い方B's 動画 on TV(旧Ultimate CS)の使い方 インストール、設定、視聴DLNA対応デジタルTVの使い方PR
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