デジタルAV機器の利用方法
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デジタル放送のリモート視聴とは、家庭内のテレビ/BDレコーダー/デジタル放送チューナーなどで受信している番組や録画した番組を、外出先などの外部でスマートフォンやタブレットを使い、インターネット経由で視聴することです。
2014年2月に次世代放送推進フォーラム(NexTV-F)がリモート視聴の要件を策定して、チューナーを内蔵しているテレビやBDレコーダーで受信している番組や録画番組を外部からリモート視聴できるようになり、対応機器やモバイル機器用の視聴アプリが提供されるようになりました。
3月には国内初のリモート視聴対応機器としてソニーのBDレコーダー製品が利用できるようになり、視聴に用いるスマートフォンやタブレット用のアプリとして「TV SideView」がアップデートされて利用できるようになりました。
その後、パナソニックからはデジタルTVのVIERAやBDレコーダーのDIGAもリモート視聴に対応するようになり、最近では9月25日にネットワークHDDレコーダーのnasne(ナスネ)もリモート視聴できるようになっています。
<リモート視聴の参考サイト>
デジタル放送のリモート視聴
家庭で録画したデジタル放送はデジタルコンテンツの著作権保護方式「DTCP-IP」に対応した機器を使用すれば、ホームネットワークを経由してスマートフォンで見ることができますが、外出先などの外部からは見ることができませんでした。
しかし、DTCP-IPの新バージョン「DTCP+」に対応したNAS(LAN接続HDD)に録画番組をダビングしておくと、DTCP+に対応したアプリを搭載したスマートフォンを使えば外部からでも見れるようになります。パソコンの場合はDTCP+対応ソフトウェアで見ることができます。
DTCP+対応NASはIO DATAやBuffaloなどから発売されており、Androidスマートフォンは富士通からDTCP+対応機種が発売されました。
iOS機器ではDTCP+対応のアプリ「DiXiM Digital TV for iOS」が8月30日に公開されたので、これを使用するとiPhoneだけでなくiPadやiPod touchでも見ることができます。
スマートフォンにわざわざ保存して持ち出す必要が無く、画質も良いので試してみてはどうでしょうか。
<参考サイト>
DTCP+とは(1) - 録画番組をインターネットを介して外出先で再生・視聴 -
DTCP+とは(2) - DTCP+対応製品と使い方 -
DTCP+は、デジタルコンテンツの著作権保護方式DTCP-IPの新バージョン「DTCP-IP 1.4」の通称です。
従来のDTCP-IPでは、デジタル放送の録画番組を他の機器で再生・視聴できるのはホームネットワークの中だけに制限されていましたが、新しいDTCP+では更に外出先などの外部からでも再生・視聴できるようになります。
2012年1月にDTCP+が策定された後はこれまで対応製品は発売されていませんでしたが、2013年2月に初めて対応製品としてNAS(LAN接続HDD)が発売されるようになりました。
この製品はIO DATA社のNAS製品「RECBOX」の新シリーズとなる「HVL-Aシリーズ」です。デジタルTVやBDレコーダー、スカパー!HDチューナー、nasneなどで録画した番組をこのNASにダビングしておけば、外出先などからパソコンを使用して録画番組を再生・視聴できるようになります。
DTCP+の概要や対応機器については下記のサイトで紹介されています。
「DTCP+とは -録画番組をインターネットを介して外出先から再生-」